危険物倉庫空調工事施工事例 製造業 栃木県芳賀町

お客様の悩み・課題

2付加価値の高い塗料の保管用に危険物貯蔵所を作りたい、との要望がありました。

お聞きしたところ、年間を通じて10℃~25℃に庫内温度を保ちたい、とのことでした。
(第1種、第2種石油類)

設計施工のポイント

室内の温度計測お客様と打ち合わせした結果、①平屋建ての貯蔵所を新たに新築したい、②年間を通じて温度管理をしたい(冬10℃以上、夏25℃未満)、③消防署との事前打ち合わせ、確認申請から施工まで、可能ならすべてをやってほしいとのご要望でした。

危険物貯蔵所を作る上で大切なポイントとして、消防署との事前協議があります。

危険物貯蔵所は扱う製品の特性上、消防法で貯蔵所の構造や運用に至るまで、厳しい制約がありますが、貯蔵する危険物の種類(第1類~第6類)、貯蔵量(指定数量の何倍か)、により、保有空地の距離や消火設備の基準などが変わってきます。

今回の要望は、危険物貯蔵所を空調管理したいとのことですが、空調機を危険物貯蔵所内に設置することはできません。防爆エリアとなる貯蔵所内では、防爆対応ができない空調機のファンや制御基盤が付属されているエアコンが設置不可だからです。

そこで、貯蔵所に隣接する空調機室を設け、そこに空調機を設置する設計にしました。

通常ではオールフレッシュ空調が理想ですが、空調負荷が大きくなってしまい、ランニングコスト・設備費用共にお客様の負担が増えてしまいます。

そこで、消防署との協議で、一部循環による空調方式を提案しました。

外気導入用の送風機により強制的に空調機に給気をして、半オールフレッシュ空調にし、鉄製ドアに設けたガラリから自然排気する方式のメリットを消防署の担当者に説明しました。

供給ダクトと戻りのダクトに防火ダンパーを設置すること、空調機が停止している時も換気できるよう強制排気設備も別途設置すること、を条件に半循環空調を認可いただきました。

お客様に実際に利用していただいた声

温度管理をする危険物貯蔵所は当社では初めての設備でしたので、消防署へ同行してくださり、安心して任せることができました。ありがとうございました。

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