お客様の悩み・課題

冷凍機器の経年劣化が顕著な状況で最近では故障が頻繁に起こっていた。

特に冷凍機の凝縮器での熱交換が低下しており外気温が30℃を超えると頻繁に高圧カットによる異常停止が発生していた。


苦肉の策で水冷から空冷にシフトするなどしてその場を凌いでいたが、機器の故障が不安で旅行に行けないという悩みや少しでも電気代が安くなるように新しい機械を導入したいという要望もあり最新機種への導入に至った。

田崎設備からの課題解決の提案・気を使った施工方法

既存の制御盤があり操作方法は極力変更したくないという要望があったため、既存の制御盤を再利用出来るように改造を行った。

また電気代削減の為、機械で容量制御を行い圧力設定の値を調整することでコンプレッサー起動時での始動電流を極力抑える事が出来た。

井戸水を使用して冷凍機を動かしているため、井戸水が枯渇した場合冷凍機が停止してしまう不安要素があった。
そこで制水弁を設けて必要水量だけをクーリングタワーに供給するようにして水量の軽減を図り、井戸水の枯渇を防ぐようにした。

施工後のお客様の声

『新しい冷凍機器への更新に加え霜取り方式への配慮や施工上の工夫をしてもらい、使い勝手が格段によくなった。
騒音が小さくなり、配管の結露や室内クーラーの着霜がなくなったことも満足している。これからは安心して旅行に行ける』
という喜びの声を頂きました。

導入機器・能力・台数

水冷冷凍機
スクロール冷凍機(R404A) KX-RM30W 30馬力  1台
KX-RM20W 20馬力  3台
スクリュー冷凍機(R404A) RSU-R302TC 30馬力 1台

設計条件・施工日時

冷凍保管庫 -23℃ 4部屋
冷凍保管庫 -45℃ 1部屋