最終更新日 2022年7月27日

お客様の要望

塗装事例栃木県佐野市にある企業様から、『塗装工程で囲い式フードがあるが、塗装する製品が細長く(最長2m60cm)、手前にはみ出して吹付け塗装をしている。可能ならば、既存局所排気フードを活用しながら局所排気を法令に基づいてできないだろうか』というご相談をいただきました。

対処方法

既存局所排気装置の吸込み開放面の両側に衝立を立てて使用していたが、風速測定をした結果、捕捉面(2700×750)での適切な風速が確保できず吹付け作業場(捕捉面)がフードの外になってしまうため、プッシュプル方式を採用することにしました。
吹出し側(プッシュ側)は捕捉面に合わせ、3000×800の吹出しボックスを設置しました。
また、吸込み側(プル側)は既存の局所排気フードを利用するため、捕捉面のほうが幅が広くなってしまい衝立だけでは制御風速が確保できませんでした。そこで既存フードの上部にフランジを設置するとともに、シートカーテンにより横の開口を塞ぐことで制御風速0.2m/s以上を確保することができました。

現場の作業手順に合わせた局所排気装置が設計できたことで使い勝手がよく現場の作業に支障がない装置ができた上に、既存の局所排気装置を活用したためコストダウンを実現することができました。

お客様の声

担当の製造課長からは「労働安全衛生法の基準を満たしながら使い勝手とコストの両立を図ってもらい、たいへん満足しています。お世話になりました。」とのお言葉をいただきました。