室内の空気の湿度を下げる除湿

除湿機は除湿の仕方(しくみ)によって、大きく2種類に分類されます。
①再熱除湿方式 冷凍サイクル(ヒートポンプ)を利用した除湿機で、さらに再熱専用機と冷却機能付機に分かれます。コントロールできる空気のエリアは5℃以上、40%以上となります。

②デシカント除湿方式 シリカゲルローターで水分を吸着し、加熱をすることで水分を外部に放出する除湿機で、低温(5℃以下)や40%以下の除湿にも使用できます。再熱除湿方式に比べ、高額になります。製品又は生産工程での水分の除去に導入されます。

一般的に、工場・倉庫にて導入する産業用除湿機は、再熱除湿方式となります。再熱専用機の場合、ドレン配管と配線がつながれば簡単に使用できますが、吹出空気の温度が高くなる(4~6℃)欠点があります。冷却機能付機は、冷却モードと除湿モードが状況によって選択でき、冷房と除湿が同時にできます。室外機による外部排熱が必要で、配管工事が伴います。

除湿機の選定においては、部屋の容積、1時間あたりの排気量、生産機器の熱負荷を検討して決めます。特に、1時間あたりの排気量は集塵機や局所排気による強制排気の影響が大きく、状況によっては容積や熱負荷よりも排気量に合わせて外気導入での除湿が必要になります。