STAFF INTERVIEW
田崎裕弥

Y・T(入社2年・30歳)
所属部署:技術部1課
資格:二級管工事施工管理技士、第二種電気工事士、第一種冷媒フロン類取扱技術者

就職する前の学生時の生活

田崎裕弥
田崎裕弥

学生時代はアルバイトや友人と過ごす時間が多かったと思います。
アルバイトは大学時代の4年間で何度か変えていましたが、基本的には居酒屋やコンビニのような接客業をやっていました。
居酒屋ではホールだったりキッチンをやらせてもらっていて、客足が落ち着いている時は外で客引きもやっていました。
その時はどうやったらお客様に来ていただけるのかを必死に考えていましたね。
挨拶の段階から「このお店いいな」って思ってもらえるまでのストーリーを自分の中で何パターンか作って、学生さんの忘年会なら軽いノリで安さを重視していこうとか社会人の忘年会だったら「こういうお酒ありますしこういう金額でやらせていただきます」のように年齢層を意識して勧める食事やお酒を変えたりしていました。

相手によって話す内容を変える、相手によって雰囲気を変えるっていうのは非常に大切だと思っているので、それは今の仕事のみならず前職は営業だったので常に活きていたと思います。

やはり就職活動は大変でしたか?

新卒の時は医療系、その中でも医薬情報担当者(通称:MR)や医薬品の卸売り(通称:MS)などの営業系に的を絞って就職活動をしていました。
当時は漠然と『人の命に関わることって何だろうな』ということを考えていました。
僕が大学に入学する年って東日本大震災があった年だったので、それこそたくさんの方、同じ大学に入学する予定だった人も亡くなられたり、入学された人でも両親を亡くされているという話は良く聞いていました。
それなのでやはり亡くなるのってすごく寂しいなという思いがあったし、生きていく上で確実にずっと一緒にいるのは自分の体なので健康について非常に興味があって、それで医療系に絞りました。
それにもともと人と話すのがすごく好きで人見知りもまったくしないタイプだったので、僕の個性を活かせるのはなんだろうと思った時に営業なのかなと。
ただ就職活動自体は全然上手くいかなかったですね。
MRやMSの業界は大手が非常に多くて僕のイメージよりハードルが高かったですし、同じ会社を受ける学生も薬剤師を目指していたり有名大学出身だったりとかなり苦戦しました。

社会人生活はどうですか?

最初は実家を飛び出して全国を飛び回るMRという仕事に就いたんですが、幸か不幸か栃木に配属になったので実家から通勤していました。
出だしは非常に好調で自分のイメージしている通りに上手くいっていたので、正直に言うと天狗になっていましたね。「ああ案外簡単だな、仕事は」なんて思ってもいました。
ただやっぱり偶然上手くいっていたんでしょうね、当たり前ですけど次年度の売上目標はそれ以上の期待をされてしまって。自分でも運が良かったなんて言えるはずもなくて、結局目標に届かずに酷評をもらったこともありましたし腐りかけた時期もありました。
結果的にはそれが世の常というか、そこに気付くまでに時間がかかりましたね。

なぜ転職しようと思ったのか?

一番難しい質問がきましたね(笑)
簡単に言うと家業を継ぐためというのが一番の理由なんですが、元々その前に転職しようと思っていました。
その理由は2つあるんですが、1つはMRという仕事に対して物足りなさを感じていたんですね。
MR(医薬情報担当者)の業務内容の一つに卸売があるんですが、卸値の交渉ができないんです。それは法律上の決まりでやってしまうと薬事法に引っかかってしまうんですけど、大学時代の友人と仕事の話をした時に「営業職の醍醐味ってそこ(値段交渉)だよね」と言われて、どうしてもそこに対するスキルが磨けないなと思ったのが一つ。
もう一つはMRという業界に関してアメリカではもう仕事がなく今後日本でも縮小傾向にあるというニュースを聞いて、MRでのスキルは十分に磨けたので営業として次のステップに進もうかと転職活動をしていたところで家業の跡継ぎの話になったので、丁度いい機会でもあったのでやってみようかと。
仕事の内容は変わりますけどそれは努力次第でしょという感覚もあったので、関係ないなという気持ちでいました。

入社してから仕事内容にギャップはありませんでしたか?

入社してすぐに田崎設備と同じ業種の日立に修行に行かせていただいたのでその話になるんですが、正直ギャップだらけでしたね。
やっぱり営業からのスイッチもありましたし、仕事を進める流れやお客さんの請負形態、業界での当たり前のマナーにも戸惑いました。
僕の場合は最初に設計をやりましたけど、仕事中ずっと座っているというのは落ち着きがない僕からすると非常にきつかったですね。
しょっちゅう気持ち悪くなりましたし、慣れるまで半年くらいかかりました。

社内はどんな雰囲気ですか?

今まで2社経験してきて田崎設備は3社目になりますけど、やっぱり雰囲気は良いですね。中小零細の強みだなってすごく感じますし、その風通しの良さと常に顔を見て話ができるのが魅力だと思います。
今までの2社は全社員の顔なんて全然知りませんし、ましてやその中で営業所があったとしてもその中でしか仲良くなれない。それも月に1回しか会わないなんてことも多かったので、毎日その人の顔が見れて、色々な話ができて、困った時にすぐ相談ができるっていうのは僕の中では良いと思いますね。

これからやりたいことはありますか?

いろんな挑戦をしてみたいと思うんですけども、まずはやっぱり自社の中で製品的なものを今後作ってみたいと思いますね。
その製品を売るっていうのも研究は絶対必要になってくるので、それを念頭に置きながら日々の業務の中で「こういう所に違和感を感じる」とか「こういう所にもっとこういうものがあるといいな」っていう部分を抽出していって、うちでしか作れないものを作ってみたいなとは思います。

今回の求人にあたって一緒に働きたい人はどんな方ですか?

シンプルに言うとまず明るい人。それから元気な人、基本の挨拶ができる人。
欲を出すのであれば自分の感情を持ち込まない人ですかね。寝不足だから元気がないとかそういう気分の起伏が少ない人。
この4つを備えていればうちだったら絶対に上手くいくと思います。正直どこでも上手くいきますね。逆にどれか1つでも欠けちゃうと弱いかもしれないって思ってるんで、この4つを常に持っている方であれば一緒に働きたいですね。
インタビュー:2022年12月2日
田崎敬亮
現場施工管理 入社1年
井上一輝
技術部 入社5年
佐々木稜人
技術部 入社2年
田崎裕弥
技術部 入社2年
谷澤一海
技術部 入社5年
下山琢也
技術部 入社3年

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